【東野圭吾】マスカレードホテル
しおぎは東野圭吾信者です!
【マスカレード・ホテル】観てきました。
2時間程度で東野作品の良さが伝えられると思ったら大間違いだ。
いや、ガリレオ映画2作は"面白い"に入るので
作り手の問題とも考えられる。
大体は無理やりまとめてしまっているので、
東野作品は"映画向きではない"
昨年公開された"祈りの幕が下りる時"、
これらの上映時間は大体が120分。
今回のマスカレードホテルは133分。
他作品よりは少しだけ長めに作ってあるが、
正直、短くてよかった。
これより先、例の如くネタバレをしますが
珍しく犯人は書いておりません。
※推測できる内容にはなっているので、
ネタバレ回避したい方は、ここで閉じてください。
①ポスターにネタバレを含んでいる。
〇〇さんはいつでてくるんだ?
と、考えていたら物語終盤になって、
ここまで出てこないなら犯人じゃん。
ってわかるだろ、あれじゃ...(´・ω・`)
逆にさんまさんが全くわからなかった(笑)
ミステリ好きとして自分なりに推理もしたい。
怪しい人がそのまま犯人というオチは、
残念極まりない。
東野先生の作品はサスペンス寄りのミステリー
なので仕方ないといえばそれまで。
やはりつくり手の問題か...🤔
②全員容疑者というキャッチコピー。
"全員、容疑者"というのなら、
ヒロインである"山岸"も容疑者の可能性を持たせるべきだった。
ぺらぺらと情報を流す新田(木村)をみながら、
山岸(長澤)が犯人だったら面白いなあ。
と思っていた矢先、
"あんたは犯人じゃない"
しおぎ:(゜д゜)?いや、いやいや。
"あんたを信用して話したんだ"
しおぎ:( ゚д゚)?"全員、容疑者"とは?
刑事が人を疑う仕事ならば、最後まで疑うべきだった。
真っ白すぎるくらいホテルマンは全員シロ。
一瞬で冷めちまったわ〜(笑)
そもそも、そんなにホテルマンがでてこないし
この辺が犯人だったら動悸が薄いので序盤から除外。
警察関係者の渡部篤郎さんの方がよっぽど怪しいw
(今回もかっこよかったです、ありがとうございました)
③皮肉を大真面目に捉えている新田。
"このホテルは良いホテルですね"
と"お客様"に褒められるシーンがあるのだが
観終わって考えれば、
この言葉にはかなりの皮肉が込められていたと思う。
新田はその皮肉を素直に"褒め言葉"として受け止めている。
しおぎがひねくれているのかもしれないが、
あの"褒め言葉"は完全に皮肉だろ...(´・ω・`)
〇〇さんハマり役だったなぁ。
③犯人は、殺害する人物しかみていない。
生瀬さんがキムタクのことしかみていないように、
犯人も〇〇の事しか見ていない。
違和感でしかなかった。
東野圭吾は映画ではなく連続ドラマ向き。
なんとも言えない気分で劇場を後にすることとなったが、
最後の仮面舞踏会の場面はよく出来ていた。
面白くないわけではないが非常に残念だった。
(という表現を最近よく使ってしまいがち)
おしまい。