おっさんの居ない生活は無気力。

好きなものを残酷なまでに好きでいたいと思うが故にやかましい記事ばかりだなと思う今日この頃。(Twitter→shiogi2113&ewan3112)

【東野圭吾】マスカレードホテル

しおぎは東野圭吾信者です!

【マスカレード・ホテル】観てきました。

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2時間程度で東野作品の良さが伝えられると思ったら大間違いだ。

いや、ガリレオ映画2作は"面白い"に入るので

作り手の問題とも考えられる。

 

大体は無理やりまとめてしまっているので、

東野作品は"映画向きではない"

 

昨年公開された"祈りの幕が下りる時"、

"ラプラスの魔女"、"人魚の眠る家"

これらの上映時間は大体が120分。

 

今回のマスカレードホテルは133分。

他作品よりは少しだけ長めに作ってあるが、

正直、短くてよかった。

 

これより先、例の如くネタバレをしますが

珍しく犯人は書いておりません。

推測できる内容にはなっているので、

ネタバレ回避したい方は、ここで閉じてください。

 

 

①ポスターにネタバレを含んでいる。

〇〇さんはいつでてくるんだ?

と、考えていたら物語終盤になって、

ここまで出てこないなら犯人じゃん。

ってわかるだろ、あれじゃ...(´・ω・`)

逆にさんまさんが全くわからなかった(笑)

ミステリ好きとして自分なりに推理もしたい。

怪しい人がそのまま犯人というオチは、

残念極まりない。

 

東野先生の作品はサスペンス寄りのミステリー

なので仕方ないといえばそれまで。

やはりつくり手の問題か...🤔

 

②全員容疑者というキャッチコピー。

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"全員、容疑者"というのなら、

ヒロインである"山岸"も容疑者の可能性を持たせるべきだった。

ぺらぺらと情報を流す新田(木村)をみながら、

山岸(長澤)が犯人だったら面白いなあ。

と思っていた矢先、

 

"あんたは犯人じゃない"

 

しおぎ:(゜д゜)?いや、いやいや。

 

"あんたを信用して話したんだ"

 

しおぎ:( ゚д゚)?"全員、容疑者"とは?

 

刑事が人を疑う仕事ならば、最後まで疑うべきだった。

真っ白すぎるくらいホテルマンは全員シロ。

一瞬で冷めちまったわ〜(笑)

そもそも、そんなにホテルマンがでてこないし

この辺が犯人だったら動悸が薄いので序盤から除外。

警察関係者の渡部篤郎さんの方がよっぽど怪しいw

(今回もかっこよかったです、ありがとうございました)

おっさんホイホイ

 

③皮肉を大真面目に捉えている新田。

"このホテルは良いホテルですね"

と"お客様"に褒められるシーンがあるのだが

観終わって考えれば、

この言葉にはかなりの皮肉が込められていたと思う。

新田はその皮肉を素直に"褒め言葉"として受け止めている。

 

しおぎがひねくれているのかもしれないが、

あの"褒め言葉"は完全に皮肉だろ...(´・ω・`)

〇〇さんハマり役だったなぁ。

 

③犯人は、殺害する人物しかみていない。

生瀬さんがキムタクのことしかみていないように、

犯人も〇〇の事しか見ていない。

違和感でしかなかった。

 

東野圭吾は映画ではなく連続ドラマ向き。

なんとも言えない気分で劇場を後にすることとなったが、

最後の仮面舞踏会の場面はよく出来ていた。

 

面白くないわけではないが非常に残念だった。

(という表現を最近よく使ってしまいがち)

 

おしまい。